茶のくに八女 お茶と伝統文化を味わう旅

茶のくに八女 お茶と伝統文化を味わう旅

茶のくに八女

※当おすすめ旅コースは、モニター旅行の体験レポートを兼ねてご紹介するコースです。料金や時間等はおおよその目安としてご理解ください。
また、掲載情報は変更された情報がわかり次第、更新いたしますが、必ずしも現在の情報を反映するものではありませんので、予めご了承ください。

旅のデータ
出発地 / 出発時刻 筑後船小屋駅 / 10:00
終着地 / 終着時刻 筑後船小屋駅 / 16:15
主な交通手段 観光タクシー、徒歩
予算の目安(交通費※+昼食代)
※出発地から終着地まで
3人旅: 7,000~8,000円/1人
2人旅: 10,000~11,000円/1人
モニター旅行実施日 平成27年2月吉日

10:00

筑後船小屋駅から観光タクシーで出発しました。今回、おおづるタクシーさんにお世話になります。
(おおづるタクシー: 筑後市野町378-1 TEL 0120-511-584 要予約)

筑後船小屋駅の周辺マップ

八女伝統工芸館

筑後船小屋駅から八女伝統工芸館まで、10分少々で着きました。
のどかな田舎道は交通量も多くなく、予想以上に早い到着でした。

八女伝統工芸館の周辺マップ

今回お世話になった八女市観光案内人の角田さんです。伝統工芸館と八女福島の町歩きをガイドしていただきました。 とてもお詳しい方で、八女の歴史や文化について色々と興味深いお話をお聞きし、楽しく勉強できました。

八女市観光案内人の会
Tel: 0943-22-3131 Fax: 0943-22-3144

八女市観光案内人角田さん

日本一大型金仏壇

まず何と言っても伝統工芸館の一番の見物は日本一の大型金仏壇だと思います。その圧倒的な大きさと輝きに驚嘆しました。
職人さんの素晴らしい技の結集です。

巨大な提灯

美しい提灯飾り

十二単衣

天井から吊るされた巨大な提灯「ジャンボ提灯」や美しい提灯飾りが目を引きます。
ちょうど雛祭りが近い時期だったこともあり、立派な十二単衣が展示されてありました。

八女の手すき和紙工房

八女の手すき和紙工房

八女の手すき和紙工房

本館のすぐ隣には手すき和紙の工房があります。昔ながらの和紙の製造方法を間近に見学することができました。
工房はギャラリーと一体になっていて、ギャラリーでは和紙で作られた素敵な品々を見ることができました。

三椏(みつまた)の木

楮(こうぞ)の木

八女民俗資料館

中庭には和紙の原材料となる三椏(みつまた)の木や楮(こうぞ)の木が植えられていました。
そこから中庭を抜けて、奥にある民俗資料館へ入りました。

八女福島の燈籠人形

八女福島の燈籠人形

民俗資料館では、国指定重要無形民俗文化財である「八女福島の燈籠人形」を見ることができました。
舞台裏も見せていただき、とても貴重な体験ができました。

八女伝統工芸館2階の展示

八女伝統工芸館2階の展示

八女伝統工芸館別室の展示

再び本館へ戻り、2階の展示スペースや1階別室の展示も観て回りました。
立派な雛人形や弓矢、羽子板、独楽等々、様々な工芸品が展示されていました。どれもこれも一見の価値ある素晴らしいものばかりです。これらの展示が無料で観られるのはとてもありがたいです。

11:20

八女福島の町歩き

伝統工芸館の展示をたっぷりと満喫し、次は八女福島の町並み(白壁ギャラリー)散策に出かけました。

八女福島の町歩き

八女福島の町歩き

八女福島の町歩き

案内人さんのお話を聞きながら歩いて町を巡ると、所々に城下町の名残がはっきりと残っていることがわかり、歴史の重みを感じました。

横町町家交流館

横町町家交流館」に入りました。

たくさんの雛人形

驚くほどたくさんの雛人形が並んで展示されてありました。
こんな展示が観られるのも、伝統工芸の町・八女ならではですね。

様々な雛人形

酒井田柿右衛門の陶芸品展示コーナー

八女出身の作家、文学者のコーナー

奥の展示室には、作られた年代や様式も様々な雛人形が一堂に展示されてありました。
2階の展示スペースには、八女市酒井田に由縁のある酒井田柿右衛門の資料展示コーナーや、八女出身の作家、文学者の資料展示コーナーもありました。

八女福島の街歩き

許斐本家 このみ園

お次は、九州最古の茶商であり「八女茶」の名付け親と言われる「許斐本家 このみ園」に伺いました。

許斐本家 このみ園

許斐本家 このみ園

いただいたお茶の香り、味に感動しました。また、おいしいお茶の入れ方も教わることができました。
お店の奥の方も見せていただきましたが、立派な中庭のある素敵な空間でした。

許斐本家 このみ園

八女福島の街歩き

八女福島の街歩き

堺屋(旧木下家住宅)

白壁の町家や昭和のなつかしい雰囲気が残る街並みをさらに歩き、明治時代の豪商・堺屋の邸宅(旧木下家住宅)を見学しました。

堺屋(旧木下家住宅)

堺屋(旧木下家住宅)

趣向の凝らされた見事な空間でした。庭には水琴窟があり、風情豊かな音を楽しむことができました。

八女福島の町並みの見どころはまだまだたくさんありますが、今回の旅では以上を巡ることができました。
また次に訪れた際には、今回見られなかった所を見たり、地酒の飲み歩きなどもしてみたいと思います。

八女伝統工芸館

八女伝統工芸館に戻ってきました。先に書きそびれましたが、入口にある巨大な石燈籠も見物です。
観光案内人さんとはここでお別れして、次はお昼ご飯を食べに街中に出ることにしました。

八女観光物産館ときめき

八女観光物産館ときめき

とんやどんや

その前に...伝統工芸館のすぐ向かいにある物産館でお土産を買いました。
お昼ご飯は先ほど訪れた横町町家交流館のちょうど向かいにある「問屋酒場とんやどんや」でいただくことにしました。

八女観光物産館 ときめき

12:30

ぼんぼり膳

ぼんぼり膳

落ち着いた雰囲気の座敷部屋でお昼のしゃぶしゃぶ・ランチメニュー「ぼんぼり膳」(1,580円/1人)をいただきました。
食前の甘酒、食後のデザート、コーヒーも付いて、このおいしさとボリューム!大満足のお昼ご飯でした^^

付近の飲食店

八女中央大茶園への道

八女中央大茶園への道

八女中央大茶園への道

お腹を満たして、伝統工芸館で待機していただいていた観光タクシーに乗り、八女中央大茶園へと向かいました。
写真はタクシーの車窓から撮った途中の風景です。

八女中央大茶園

高台までタクシーで登って見た大茶園の景色は、圧巻の大パノラマでした!
この日の天気は残念ながら曇りでしたが、晴れた日はさらに素晴らしい景色を眺められることと思います。

八女中央大茶園

八女中央大茶園

14:50

八女中央大茶園の売店

八女中央大茶園の売店

八女中央大茶園の売店

近くにある八女中央茶共同組合の店舗にも立ち寄りました。たくさんのお茶が販売されてあり、おいしいお茶をいただきました。

八女中央茶共同組合

付近のお茶屋

帰り道

帰り道

帰り道

八女から筑後船小屋へ、引き続き観光タクシーで帰ります。
写真はタクシーの車窓から撮ったのどかな田舎の風景と、筑後船小屋の交差点、そして交差点のすぐ傍にある「船小屋温泉大橋」です。
今回の旅では「船小屋温泉郷」には立ち寄りませんでしたが、またの機会にレポートできたらと思います。

船小屋交差点の周辺マップ

15:25

恋ぼたる

船小屋温泉大橋のたもとにある「川の駅船小屋 恋ぼたる」でもお土産の買い物をしました。
筑後船小屋といえば、今、筑後船小屋駅のそばに福岡ソフトバンクホークスのファーム球場が建設中です。恋ぼたるでも球団関係のグッズが色々と販売されていました。

恋ぼたる

恋ぼたる

恋ぼたる

恋ぼたるには温泉館に室内風呂や露天風呂、無料で浸かれる足湯もありますが、今回は時間の関係もあり、入りませんでした。
次に来る時はぜひ入ってみたいと思います。

筑後広域公園

筑後広域公園

筑後広域公園

観光タクシーさんとは恋ぼたるでお別れして、筑後広域公園内を歩いて筑後船小屋駅まで戻ることにしました。
写真では伝わりにくいですが、「広域公園」の名の通り、とても広い公園です。
筑後船小屋駅(新幹線、在来線)は広域公園内にある駅のため、公園から直接、駅に入ることができます。おしゃべりしながら歩いていると、思ったより随分早く到着しました。

九州新幹線筑後船小屋駅

駅のすぐそばには「九州芸文館」があります。今回はたくさん歩いてちょっと疲れましたので、次に来た時には立ち寄ってみたいと思います。

16:15

今回の旅はたくさんの事を見聞きし、体験できて、大満足の日帰り旅となりました。筑後地方は自然も文化も本当に豊かですね^^

A子の感想

八女福島の町を歩くと、車で通るのとは違って様々な景色を楽しむことができ、歴史の重みや豊かな風情を感じることができました。
観光案内人さんにガイドをしていただいたことがよかったと思います。
八女のお茶と伝統文化について楽しく学び、旅を満喫することができました。