茶のくに八女《奥八女》 お茶と大自然を満喫する旅

茶のくに八女《奥八女》 お茶と大自然を満喫する旅

茶のくに八女

※当おすすめ旅コースは、モニター旅行の体験レポートを兼ねてご紹介するコースです。料金や時間等はおおよその目安としてご理解ください。
また、掲載情報は変更された情報がわかり次第、更新いたしますが、必ずしも現在の情報を反映するものではありませんので、予めご了承ください。

旅のデータ
出発地 / 出発時刻 筑後船小屋駅 / 9:55
終着地 / 終着時刻 筑後船小屋駅 / 17:10
主な交通手段 レンタカー
予算の目安(交通費※+食事代+体験代)
※出発地から終着地まで
3人旅: 4,000~5,000円/1人
2人旅: 4,500~5,500円/1人
モニター旅行実施日 令和5年5月23日

今回の旅のテーマは茶のくに八女の奥地、「奥八女」の「お茶と大自然を満喫する旅」です♪
前回の奥八女の旅『矢部川源流域を訪れる旅』では立花町、黒木町、矢部村を旅しましたが、今回は上陽町、星野村の旅となります。
それでは、筑後船小屋駅から出発!

09:55

県道96号線

バルビゾンの道

八女香春線(県道52号線)

今回も晴天に恵まれ、気持ちよくドライブできました♪
「バルビゾンの道」を通り、八女市上陽町へと向かいます。

10:30

ほたると石橋の館へ

茶彩館

『ホタルと石橋の里公園』の駐車場に車を停め、『ほたると石橋の館』へ。
展示館のお隣には「茶彩館」というお店が併設されてありましたので、展示を観た後に入ることにしました。

ほたると石橋の館の展示

ほたると石橋の館の展示

展示館には石橋に関する資料やほたるの生態を紹介するパネル等、様々な展示がされていました。本物のほたるの幼生を飼育している水槽や生育過程の説明図、地元の子供達が学習した内容の紹介等もあり、興味深く学べました。

茶彩館

茶彩館

茶彩館のテラスから見る寄口橋

「茶彩館」には上陽茶や地元の野菜等、たくさんの商品が並んでいました。間もなく改修工事に入り、しばらくの間利用できなくなるとの事でしたが、リニューアル・オープンが楽しみですね♪
星野川に面したデッキからの眺めがとても気持ちよく、上陽町の『ひ・ふ・み・よ橋』のうちの2連の『寄口橋』を近くから眺めることができました。石の構造物の大きさと迫力が実感されました。

寄口橋を渡り、星野川の対岸へ

星野川散策

星野川

お店を出て寄口橋を渡り、星野川の対岸を散策しました。川面に向かって突き出したデッキがあり、その先から周りの景色を眺める事ができました。川岸の剥き出しの地層が、この地を形作った悠久の時間を物語っていました。

星野川へ下る階段

星野川

さらに歩くと、川原に下る階段があったので下りてみました。
星野川の澄んだ水に触れることができ、気持ちよかったです。

寄口橋

寄口橋からの眺め

再び寄口橋を渡り、ホタルと石橋の里公園の駐車場に戻りました。寄口橋の上から見た星野川上流方面の景色がとてもきれいでした。

11:40

八女香春線(県道52号線)

八女香春線(県道52号線)

池の山へ

八女香春線(県道52号線)を登り、星野村の「池の山」の方へ向かいました。

12:00

池の山荘

池の山定食

昼食を池の山荘でいただく事にしました。
お座敷の部屋で「池の山定食」をいただきました。味も量もバランスよく、とても美味しかったです。食前・食後にいただいた星野茶も格別でした^^
池の山荘は温泉館(星の温泉館きらら)と併設されており、山の緑を観望しながら入浴できる露天風呂等がありますので、次の機会にはぜひ利用したいと思います。

池の山荘

付近の飲食店

13:10

星のふるさと公園の散歩

星のふるさと公園の散歩

麻生池の鯉

池の山荘から車で坂道を少し登った所にある『池の山キャンプ場』の駐車場まで移動し、辺りを散歩しました。
「レストラン湖畔」の前の大きな池(麻生池)にたくさんの鯉が泳いでいましたので、エサをあげると、さらにいっぱい集まってきて楽しかったです^^

麻生池

中島弁財天社

麻生神社

池の橋を渡ると茅葺き屋根の「中島弁財天社」がありました。また、池の近くには石の鳥居に「嘉永」の文字が刻まれた「麻生神社」があり、それぞれにお参りしつつ、いにしえに思いを馳せました。

忠霊塔

忠霊塔前の広場

麻生神社の鳥居の辺りから少し坂を上ると、テントサイトとして使われている大きな広場がありました。
奥の方には忠霊塔があり、そこから歩いて来た方面を振り返ると、まるで夢に出てきそうな空と山と森の壮大な景色が広がっていました。

案内看板

平和の広場へ

平和の広場・茶の文化館駐車場

キャンプ場の駐車場に戻り、そこから車でさらに坂道を登り、『平和の広場』と『茶の文化館』の間にある駐車場へ。

13:55

平和の塔へ

平和の塔

鳥の声だけが聞こえる静かな広場の奥に三角形の『平和の塔』が見えました。

平和の塔

昭和20年8月6日に広島に投下された原子爆弾の火が、今もここで燃え続けていました。
犠牲者のご冥福をお祈りし、全ての人々が平和に暮らせる世の中になりますようにとお願いをしました。

14:10

茶の文化館へ

茶の文化館へ

茶の文化館のエントランス

駐車場の先にある茶の文化館へ。エントランスに近づくと、香ばしいほうじ茶の香りが漂ってきました。

エントランスホールの展示

お茶の種類

お茶の品評会優勝旗

エントランスホールには茶のくに八女の様々な情報が展示されており、発行物も置かれていました。
受付とお土産品のコーナーを通り、展示場をゆっくりと観て回りました。

八女茶手もみ競技大会優勝者

茶の先駆者たちのパネル

2階へ

モニターを使った展示や、お茶の先駆者たちのパネルの前で写真を撮れるスペースもありました。
2階への階段を上ると、通路を進んだ先に広い茶室があり、さらにその先から屋外に出られる様になっていました。

茶室へ

格子の外から見る茶室

屋外にも躙り口のある本格的な4畳半の茶室があり、連子窓から中を拝見できました。

しずく茶

しずく茶

しずく茶

館内の1階に戻り、カフェの窓辺の席で名物の『しずく茶』をいただきました。
一煎目~四煎目それぞれに味わいが異なり、最後は茶葉に酢醤油をかけていただきました。玉露茶の美味しさと深みを存分に楽しめました。

しずく茶と星野村の眺め

眼下に広がる星野村の美しい景色を眺めながら美味しいしずく茶をいただき、至福の一時でした。

八女茶工房

ほうじ茶作り

ほうじ茶作り

しばらくの休憩の後、最後に館内の「八女茶工房」でほうじ茶作り体験をしました。
インストラクターの方に丁寧に教えていただきながら、焙烙(ほうろく)で茶葉を焙煎していると、香ばしい香りがしてきました。

ほうじ茶作り

ほうじ茶作り

ほうじ茶作り

玄米や黒豆等を重さを計りながら好みの量で配合し、「製造日」「製造者」を自分で記入して、オリジナル・ブレンドほうじ茶ができあがりました。
後日、自宅で飲んでみましたが、ホットはもちろん、アイスで飲んでも美味しかったです^^
茶もみ体験等の他のメニューも次の機会にぜひ体験してみたいと思いました。

15:40

茶の文化館前の遊歩道

八女香春線(県道52号線)

茶匠むろぞの

茶の文化館を出て、遊歩道の方を歩いて駐車場に戻りました。さらに坂道を登った所にある『星の文化館』は休館日でしたが、次の機会にぜひ訪れてみたいと思います。
来た道を戻り、国道442号線から少し離れた所にあるお茶屋さんへ。

16:20

八女市にはお茶屋さんがたくさんありますが、今回は「茶匠むろぞの」さんでデザートをいただく事にしました。

茶匠むろぞの

茶匠むろぞの

茶匠むろぞの

それぞれ、「濃厚抹茶アイス」、「八女茶ふらぺてぃー」(あずきをトッピング)をいただきました。抹茶の味が濃厚かつ爽やかで美味しかったです♪
食前、食後に店内で販売されている色々な商品を見て回り、お土産も買いました。

茶匠むろぞの

八女のお茶屋

17:10

心もお腹も十分に満たされた後、筑後船小屋駅へと戻り、今回の旅の終了となりました。

A子の感想

今回の「奥八女」の旅は、上陽町、星野村のお茶と豊かな自然を心行くまで満喫できました。
きれいな新緑、星野川の澄んだ水、心地よい谷間の風に癒され、次回の旅への期待もさらに膨らみました。
時期が合えば、短い期間しか見る事のできない上陽町のホタルの乱舞もぜひ見てみたいと思いました。