毎年5月3、4、5日に、水難事故から子供を守る願いを込めて開催される沖端水天宮の春の大祭です。神社横の掘割に浮かべた6隻の川舟をつなぎ合わせて作られた舟舞台「三神丸」の上で、3日3晩にわたり掘割を移動しながら踊りや芝居を奉納します。三味線、笛、締太鼓、つり太鼓を使って演奏される「水天宮囃子」は、古典的な囃子に異国情緒を感じさせる調子が交じるため別名「オランダ囃子」とも言われ、現在は舟舞台囃子保存会で継承されています。掘割の両岸には露天が立ち並び、子供連れなど多くの参拝客で賑わいます。
柳川市沖端町(沖端水天宮)