みどころ
旧戸島家住宅・庭園
文政11年(1828)、柳川藩中老・吉田兼儔の隠居所として建てられたといわれ、後に柳川藩の茶室に使用されました。主屋は数奇屋風の葦葺二階建て。庭園は掘割の水を活用して造られた築山山水で、水郷柳川地方の武家屋敷の典型例として、昭和32年(1957)に建物と庭園がそれぞれ県指定有形文化財となりました。また、庭園の規模は大きくないものの、水流を主眼とした珍しい座観式茶室庭園であり、昭和53年(1978)には国の名勝にも指定されています。平成13年(2001)より柳川市の所有となり、平成16年(2004)に復原修理され一般公開が始まりました。観覧料は小学生以上100円です。
柳川市大字鬼童町49-3
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