伝統産業 八女和ごま 八女和ごまは上面の中央部分が大きくくぼんでヘソがあるのが特徴です。最近はヘソのないこまやひねりごまも作られています。明治時代はソロバン玉のような形をしていましたが、にぎりやすいように変化していき、上面がくぼんだ形になりました。中央のヘソはソロバン玉の形の上部の名残りといわれています。こまが勢いよく回るには、木の芯がこまの中心になることが大切。年輪を中心にして手で荒削りし、ロクロにかけてノミで削り、カラフルに彩色して仕上げられます。民芸品として大変人気です。