毎年10月上旬に行われる、三柱神社の秋の大祭。柳川地方最大の秋祭りで、県指定無形文化財の「どろつくどん」と呼ばれる山車が町を練り歩きます。この山車には太鼓、ドラ、スリガネなどを持った囃子方と、その独特な調子に合わせて踊る神々の面をつけた舞方が乗ります。「どろつくどん」はお囃子の音からその名がついたといわれ、文政9年(1826)に三柱神社のご還座祭を祝うため、町の問屋街の人々が江戸の神田囃子や京都祇園の山鉾を模して山車を奉納したのが始まりとされます。踊りは能をルーツとした舞で、人間の善悪、喜怒哀楽を表現しています。
柳川市三橋町高畑323-1(三柱神社及び柳川市街地)