伝統産業

柳川まり

柳川まり

県指定特産民芸品の柳川まりは、雛節句に欠かせない祝いの品です。江戸時代、藩の腰元たちが作り始め、それが町家の女性たちにも広まったといわれています。母から娘へと受け継がれてきた柳川まりは、菊や椿、花しょうぶなど華やかな模様が中心です。縁起物だけに赤やピンクなどの明るい色使いが多いのも特徴です。さげもんの一部としても使用されます。